[ホットスポット]メニュー
画面上部のメニューバーで[ホットスポット]を選択します。
Endian ホットスポットは、ワイアレス/有線LANの両方に対応した強力なホットスポット機能です。ホットスポットの入口となるのはBLUEゾーンで、どのデバイスかに関わらずすべての接続はこのゾーンを通過します。したがって、BLUEゾーンが使用できない場合はホットスポットは動作しません。
ホットスポット
このページのメインスイッチを切り替えることで、ホットスポットの有効/無効を切り替えることができます。左のメニューにホットスポット管理インターフェイスへのリンクが表示されます。ホットスポットが有効になっていれば、このリンクをクリックするとホットスポット管理インターフェイスが新しいブラウザウィンドウで表示されます。また、左メニューからはホットスポットユーザー管理インターフェイスにもアクセスでき、ホットスポット管理者やアカウント管理者の作成や管理が行えます。「ホットスポット管理者」はホットスポットインターフェイスのすべての管理が可能ですが、Endian UTMメインメニューにはアクセスできません。「ホットスポットアカウント管理者」はユーザーアカウントの検索、編集、有効/無効を切り替えるためのユーザー情報編集ページ (https://GREEN IP/admin/infoedit) にのみアクセスできます。
ホットスポットのメインページには以下のオプションが表示されています。
- ロール
- ホットスポットのロールを設定できます。
- マスター/スタンドアロン – このホットスポットをマスターまたはスタンドアロンサーバーとして動作させます。これは、すべてのサテライトシステムの設定、ユーザーデータベース、ポータル設定がこのサーバーで設定、保持されることを意味します。
- サテライト – このホットスポットをサテライトシステムとして動作させます。これにより、このデバイスのホットスポットの大半の設定情報はマスターホットスポットシステムから取得されることになります。
- 外部RADIUSサーバー – このホットスポットを既存の外部RADIUSサーバーと連携して動作するように設定します(RADIUSサーバーはEndianとは別に設定しておく必要があります)。
ホットスポットをマスター/サテライトの分散構成にするため、いくつかの設定を各デバイスで事前に行っておく必要があります。
Note
- マスターシステムにおいて、各リモートサテライトシステム用の別個のOpenVPNアカウントを作成します
。ホットスポットデバイスが確実に動作するため、
各OpenVPNアカウントには固定IPアドレスを割り当ててください。
- マスターシステムでホットスポットを有効化し、必要な設定を行います。
- ホットスポットサテライトシステムのVPNアカウントを有効化します。 その後、[保存]をクリックしてから、[適用]をクリックします。
- サテライトシステム上で、
からOpenVPNクライアントアカウントを作成します。ステップ1の情報に基づいて、各サテライトごとに
新しいVPNアカウントを追加します。
- サテライトのホットスポットを有効化し、マスターのGREEN IPアドレスを入力して、
マスターホットスポットに接続するためのVPNトンネルをドロップダウンリストから選択します。[保存]をクリックし、
[適用]をクリックします。
Note
サテライトシステムが正しく接続できているかどうかを確認するには、
サテライトシステムのホットスポット管理インターフェイスにアクセスします。[レポート]セクションだけが表示された
限定されたインターフェイスが表示されるはずです。
マスター/スタンドアロン
- ホットスポットパスワード
- ホットスポットシステムが、リモートサテライトシステムが使用するパスワードをランダムに
生成します。このフィールドを空のままにすると、新しいパスワードがランダムに生成されます。
- ホットスポットサテライト
- リモートサテライトシステムに接続するために使用できるOpenVPNトンネルのリストが表示されます
。このリストでは、1つ以上のシステムが選択できます
(Ctrlを押しながらクリックすると複数選択できます)。
サテライト
- マスターホットスポットIPアドレス
- このフィールドには、マスターホットスポットのGREEN (LAN) IP アドレスを指定します。
- マスターホットスポットパスワード
- マスターホットスポットパスワードを入力します。これは通常、
で自動的に生成されます。 [表示]チェックボックスをクリックするとパスワードのマスクが解除されます。
- ホットスポットVPNトンネル
- このドロップダウンリストから使用したいOpenVPNトンネルを選択し、
マスターホットスポットシステムに到達できるようにする必要があります。
外部RADIUSサーバー
- RADIUSサーバーIPアドレス
- 外部RADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
- フォールバックRADIUSサーバーIPアドレス
- フォールバックRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
- RADIUSサーバーパスワード
- RADIUSサーバーのパスワードを入力します。 [表示]チェックボックスをクリックするとパスワードのマスクが解除されます。
- RADIUSサーバー COAポート
- RADIUSサーバーのCOA (Change of Authorization) ポート番号を指定します。
- RADIUSサーバー AUTHポート
- RADIUSサーバーのAUTH (Authentication) ポート番号を指定します。
- RADIUSサーバー ACCTポート
- RADIUSサーバーのACCT (Accounting) ポート番号を指定します。
ホットスポット管理インターフェイス
このセクションには、アカウント、チケット、チケットレートを管理するためのサブページが含まれています。現在および今までの接続に関する統計も表示されます。さらに、SmartConnectも含めたホットスポットの設定の管理が行えます。ホットスポット管理インターフェイスもシステム全体のインターフェイスデザインを共有していますが、ここでは新しいメニュー構造が含まれています。
- アカウント - ユーザーアカウントの管理、インポート、エクスポートが行えます。
- チケット - チケットレートの管理やチケットの作成が行えます。
- レポート - 請求情報や接続状況、トランザクションログを確認できます。
- 設定 - ログインせずにアクセスできるサイトの設定、anyip機能の有効化/無効化、SmartConnectの設定、APIの有効化や言語の設定が行えます。
アカウント
このページでは、ユーザーアカウントを管理します。デフォルトでは、有効なアカウントが一覧表示されます。この一覧は「ユーザー名/MACアドレス」、「名前」、「作成日」、または「ユーザーアカウントの有効期限」のいずれかでソートすることができます。また、ここでは[逆順]をチェックして逆順でのソート、[利用不可のアカウントを表示しない]で利用できないユーザーの表示の切り替え、さらにはユーザーの検索などが行えます。また、一覧表示される項目の数が多い場合にはページングが行われます。
1ページに表示される項目数 で定義されています。各ユーザーごとの[編集]リンクをクリッ
クするとユーザー情報を編集できます(詳細については、後述するアカウントの作成に関する説明を参照してください)。[チケットの追加]リンクをクリックすると、アカウントに対してチケットを追加することができます。また、アカウントごとの[請求状況]や[アクティブ接続]リンクをクリックすると、
そのアカウントの課金状況やコネクションログを表示します。
新規アカウントの追加
このページでは、新規アカウントの追加と既存アカウントの編集が行えます。項目は[ログイン情報]と[アカウント情報]の2つの部分に分かれています。アカウントを作成するには、以下の各フィールドに入力する必要があります。
ログイン情報
- ユーザー名
- ユーザー名を入力します。
- パスワード
- パスワードを入力します。 ここを空にしたままで保存すると、パスワードが自動的に生成されます。
- 有効期限
- アカウントの有効期間を指定します。 直接日付を入力(日/月/年のフォーマットです)するか、[..]ボタンをクリックしてカレンダーから日付を選択することができます。
- 有効?
- このアカウントが使用可能かどうかを示すチェックボックスです。 チェックをオンにするとこのアカウントは有効となります。 チェックをオフにするとこのアカウントは無効になります。
- 言語
- このユーザーの言語を指定します。 適切な言語が見つからない場合は英語(English)を指定します。
- 帯域幅制限
- このアカウントでデフォルトの帯域幅制限値を使用しない場合はこのチェックをオンにし、アップロードとダウンロードの帯域幅制限値をkb/s単位で指定します。
- 固定IPアドレス
- このアカウントで常に同じIPアドレスを使用したい場合はこのチェックをオンにし、設定したいIPアドレスを入力します(この機能はMACアドレスベースのアカウントでのみ有効です)。
アカウント情報
- 肩書
- ユーザーの肩書です(例:Mrs., Dr.)。
- 名
- ユーザーのファーストネームです。
- 姓
- ユーザーのラストネームです。
- 国
- ユーザーの国籍です。
- 市区町村
- ユーザーの住所(市町村)です。
- 郵便番号
- ユーザーの郵便番号です。
- 番地
- ユーザーの住所です。
- 出身地
- ユーザーの出身地です。
- 生年月日
- ユーザーの生年月日です。
- 文書ID
- ユーザーを識別するための文書のIDです。
- 文書種別
- ユーザーを識別するための文書の種類です。
- 文書発行元
- ユーザーを識別するための文書の発行者です(例:東京都公安委員会)。
- 詳細
- このアカウントに関する追加情報です。
アカウント情報はフォームの下部にある[保存]ボタンをクリックして保存します。既存ユーザーを編集しているときには、[印刷]ボタンをクリックしてユーザー情報を印刷することもできます。画面右側にはチケットに関するセクションがあります。新しいチケットをこのユーザーに追加するには、チケットのタイプを選択して[追加]ボタンをクリックします。ユーザーに追加されたすべてのチケットに関する下記の情報が一覧表示されます。
- チケットタイプ
- チケットの種別です。
- 作成日
- チケットの作成日です。
- 操作
- まだチケットが使用されていなければ、リンクをクリックしてチケットを削除することができます。 既にチケットが使用されている場合は、リンクをクリックして期限切れにすることができます。 チケットが削除されるか期限切れになると、このユーザーの現在のセッションはホットスポットによって切断されます。 前払いチケットを期限切れにすると、チケットの残数がゼロになります。しかし、[請求状況]ページで後払いチケットの利用額を支払うと、そのチケットは期限切れになりません。
MACアドレスベースのアカウントの追加
このページの使用方法は
のページとほぼ同じです。唯一異なる点は、MACアドレスベースのアカウントではユーザー名とパスワードが不要であるということです。アカウントを識別するために、ユーザー名とパスワードの代わりにコンピュータのネットワークインターフェイスのMACアドレスが使用されます。
アカウントのインポート
CSV(カンマ区切り)ファイルからユーザーアカウントをインポートできます。[参照]ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されます。チェックボックスでCSVファイルの1行目がヘッダ行かどうかを選択します。また、区切り文字を[区切り文字]フィールドで指定します。一般的には区切り文字としてセミコロン(;)やカンマ(,)が使用されます。区切り文字を指定しない場合、システムが自動的に区切り文字の判別を試みます。最後に[アカウントのインポート]ボタンをクリックしてCSVファイルをインポートします。
アカウントをCSVにエクスポート
このリンクをクリックすると、ダウンロードダイアログが表示されます。ダウンロードされるCSVファイルにはすべてのアカウントに関する情報が含まれており、後で ページでインポートすることができます。
アカウントの自動生成
このページでは、同じ設定の複数のアカウントを作成することができます。たとえば、デフォルトのチケットが追加され、定義されたルールに基づいたユーザー名とパスワードが指定された有効なアカウントを作成することができます。これは顧客に配布するためのプリペイドカードを事前に印刷する場合などに便利な機能です。ここでの設定項目は以下の通りです。
- ユーザー名
- ユーザー名の自動設定方法を2種類の生成方法から選択します。[連番]は[連番の開始番号]に指定された数字から順番に数字が割り振られ、[ランダム]では[文字セット]で指定された文字種がランダムに使用されます。 どちらの方法でも、接頭辞と文字列の長さを指定する必要があります。
- パスワード
- パスワードの長さと文字種を指定すると、その指定に基づいてランダムなパスワードが生成されます。
- 設定
- このセクションでは、作成するアカウントの数、作成されたアカウントを有効化するか、アカウントに割り当てるチケットの種類、およびアカウントの有効期限(日数)を指定します。設定が完了したら、[アカウントの生成]ボタンをクリックするとアカウントが作成されます。最初の5つのユーザー名とパスワードの組み合わせ例が表示され、アカウントの作成を続行するかどうか確認されます。[確認]をクリックするとアカウントの生成が続行され、[キャンセル]をクリックするとアカウント生成が中止されます。
画面の下に今までに自動生成された履歴が一覧表示されます。以下の列が表示されます。
- 日付
- アカウントが生成された日時です。
- 生成されたユーザー数
- 生成されたユーザーアカウント数です。
- 操作
- 生成されたユーザーをホットスポットで利用可能にするには[設定の読み込み]リンクをクリックします。既にロードされたユーザーを削除するには[ユーザーの削除]リンクをクリックします。[CSVとしてエクスポート]リンクをクリックすると、ユーザー名とパスワードをCSVフォーマットでエクスポートします。 これはプリペイド カードを印刷する場合などに便利です。 [ユーザーの削除]リンクをクリックした場合でも、既にホットスポットを使用したユーザーは削除されません。
法律に関する情報を追加したり、アカウントの利用可/不可を切り替えることのできるアカウントエディタには
以下のURLでアクセスできます(ここではアカウントエディタのみが使用できます)。
(https://<firewall_ip>:10443/manage/hotspot/account/infoedit)このGUIは、プリペイドカードを使用している場合で、ユーザーを利用可能にする前にそのユーザーに法律に関する情報をマップする必要がある場合にも使用できます。
チケット
チケットレート
Endian Firewall では複数のチケットレートを使用することができます。各チケットでは前払いか後払いかを設定できます。また、測定方法をトラフィックベースにするか、時間ベースにするかを選択できます。後払いチケットの場合は、1時間あたりか10MBあたりの価格を設定します。前払いチケットでは、チケット価格か、1時間あたりまたは10MBあたりの価格を設定できます。1時間あたりまたは10MBあたりの金額を設定した場合、チケット価格は自動的に計算されます(逆も同様です)。これは、異なるタイプの前払いチケットを設定するときに便利です。
たとえば、1時間チケットを1枚使うよりも15分チケットを4枚使うほうが高くするなどの設定が可能です。このページでは、定義済みのすべてのチケットレートが表示されます。この一覧では、各チケットごとに以下の項目が表示されます。
- レート名
- チケットレートの名前です。
- チケットコード
- チケットレートのコード(ASAコード)です。このフィールドはASA Hotel Management Systemによってのみ使用されます。
- SmartConnect
- SmartConnectのユーザーにこのチケットレートを使用可能にする場合にはこのチェックボックスをチェックします。
- 支払い
- 前払いか後払いかが表示されます。
- 測定モード
- 測定方法が時間単位か、トラフィック単位かが表示されます。
- 使用量
- このチケットが作成された時点で利用可能な時間/トラフィックが表示されます。
- 価格
- 価格(1時間あたり/10MBあたり、またはチケット価格)が表示されます。
- 操作
- [編集]リンクをクリックしてチケットの編集が、また[削除]リンクをクリックしてチケットの削除が行えます。
チケットの課金情報の整合性を保つため、チケット情報をいったん保存するとチケットの名前とコード以外は変更できません。あるチケットのレートを変更したい場合は、既存のチケットの名前を変更し、
元のチケットと同じ名前のチケットを新たに作成してください。
クイックチケット
このページでは、選択したチケットを割り当てた新しいユーザーアカウントを作成できます。ユーザー名とパスワードは自動的に生成されます。新しいユーザーが使用するチケットレートをクリックするだけでユーザーが作成できます。作成されたユーザーのユーザー名とパスワード、チケットレートが表示されます。[情報の印刷]ボタンをクリックすると、これらの情報を印刷できます。
チケットの自動生成
このページでは、同じ設定の複数のチケットを作成することができます。これは、ユーザーがホットスポットを利用する際、またデモ/評価用コードとして利用する際に必要な前払いチケットコードを大量に生成する必要がある場合に便利です(特にSmartConnect機能を使用する際など)。チケットの自動生成で使用できるオプションは以下の通りです。
- チケットコード
- チケットの自動生成時に使用される接頭辞、
チケット名の長さ、ランダムチケットの生成時に使用される文字セットを定義します。
- 設定
- このセクションでは、生成されるチケットの数、
生成されたチケットに割り当てられる
チケットレートを設定します。 指定した設定に基づいてチケットを生成するには
[チケットの生成]ボタンをクリックします。チケット生成の確認が行われ、
最初の5つのチケットコードが例として表示されます
。例の通りで問題なければ[確認]を、チケット生成を中断したい場合は[キャンセル]を
クリックします。
画面の下に今までに自動生成された履歴が一覧表示されます。以下の列が表示されます。
- 日付
- チケットが生成された日時です。
- 生成されたチケット数
- 生成されたチケットアカウント数です。
- 操作
- 生成されたチケットをホットスポットで利用可能にするには[設定の読み込み]リンクをクリックします。既に読み込まれたチケットを削除するには[チケットの削除]リンクをクリックします。[CSVとしてエクスポート]リンクをクリックすると、チケットコードの組み合わせをCSVフォーマットでエクスポートします。 これはデータを印刷する場合などに便利です。使用された生成済みチケット、またホットスポットによって使用中のチケットは
[チケットの削除]リンクをクリックしても削除されません。
このセクションの上部には[生成されたチケットの表示]リンクがあり、このリンクをクリックすると生成された各チケットコードが表示されます。
ここには、各チケットのチケットコード、このチケットコードを使用したユーザー、割り当てられたチケットレート、チケットの生成日が表示されます。
また、追加のリンクとして (1) (未使用の)チケットコードの個別削除か (2) 使用中のチケットコードの無効化のいずれかのリンクが表示されます。
レポート
このページでは、ホットスポットの利用状況と課金に関するレポートと統計情報が表示されます。
請求状況(期間でのフィルタ)
これが標準の表示です。各アカウントがリストされ、下に合計値が表示されます。この一覧には以下のデータが表示されます。
- ユーザー名
- アカウントのユーザー名かMACアドレスです。ユーザー名をクリックすると、そのユーザーの[請求状況]ページにリダイレクトされます。
- 使用量
- このアカウントが既に使用した分の料金です。
- 支払い済み
- このユーザーが支払った金額です。
- 使用時間
- このユーザーがホットスポットに接続した時間です。
- トラフィック
- このアカウントによって使用されたトラフィック量です。
ページの上部で開始日と終了日を入力できます。[開始]と[終了]のそれぞれのフィールドに日付を入力し、
[フィルタ]ボタンをクリックすると、ページが更新され、この期間内のデータのみが表示されます。ユーザー名をクリックすると、そのユーザーのチケットや課金状況についての詳細情報が含まれた、ユーザーの[請求状況]ページが表示されます。このページではページ上部に以下のような情報が表示されます。
- ユーザー情報
- ユーザーに関する情報、ユーザー名や生年月日、そのユーザーに関連した書類などの情報が表示されます。
- 支払い記録
- アカウントの課金状況が表示されます。支払い済み利用時間が最初に、続いて使用した利用時間が表示されます。すぐ下には算出された残りの利用可能時間が表示されます。トラフィックについてもそれぞれの項目が表示されます(支払い済みトラフィック、使用済みトラフィック、利用可能トラフィック)。
- 後払いの支払い
- ここには選択されたユーザーが既に支払った金額が表示されます。通貨は[設定]ページで使用できます。下にはそのユーザーが支払う必要のある金額が表示されます。ユーザーの使用分が既に支払われている状態であれば、ここの表示は緑色になります。そうでない場合はここの表示は赤色となり、[支払い]ボタンをクリックしてユーザーに請求する金額を選択できます。ユーザーが後払いチケットで料金を支払うときには、[金額]フィールドに支払いたい金額を入力して[支払い]ボタンをクリックします。
これらの情報は[>>> 印刷]ボタンをクリックして印刷することもできます。
[使用可能な利用時間]はすべての時間ベースチケットの残り時間の合計です。[使用可能なトラフィック]はすべてのトラフィックベースチケットの残りトラフィックの合計です。
支払い待ち
このリンクは請求状況(期間でのフィルタ)ページの右上にあります。このページは
での表示に似ていますが、1つ列が追加されています。[支払い額]にはそれぞれのアカウントでまだ支払われていない金額が表示されます。
アクティブ接続
このページでは、ホットスポットで現在アクティブなすべての接続が表示されます。この一覧には以下の項目が表示されます。
- サテライト
- リモートホットスポットサテライトシステムの名前 (OpenVPN) です。
- ユーザー名
- 接続しているアカウントのユーザー名です。
- 詳細
- 接続しているアカウントの説明です。
- 認証
- 認証済みの接続か、未認証の接続かを表示します。
- 使用量
- 接続が確立してからの経過時間です。
- アイドル時間
- このアカウントで、接続後にホットスポットにパケットを送信しなかった時間です。
- IPアドレス
- ホットスポットに接続しているIPアドレスです。
- MACアドレス
- 接続していたインターフェイスのMACアドレスです。
- 操作
- [ログアウト]リンクをクリックすると接続を切断することができます。
接続ログ
このページでは、今までの接続記録の参照とフィルタリングが行えます。
に似ており、さまざまな情報が表示されています。以下の列が表示されます。
- ユーザー名
- この接続のユーザー名です。
- IPアドレス
- この接続に使用されたIPアドレスです。
- MACアドレス
- 接続していたインターフェイスのMACアドレスです。
- 接続開始
- 接続を開始した日時です。
- 接続終了
- 接続を終了した日時です。
- ダウンロード
- この接続でダウンロードされたデータの総量です。
- アップロード
- この接続でアップロードされたデータの総量です。
- 使用時間
- 接続時間です。
この一覧は[ソート]リストボックスで選択された項目でソートすることができます。[逆順]をチェックすると逆順にソートされます。[開始日]と[終了日]に日付を指定し、[フィルタ]ボタンをクリックすると、フィルタリングが行えます。 で指定された数よりも多い行数になる場合はページングが行われ、一覧の上にある[先頭]、[前へ]、[次へ]、[末尾]のそれぞれのボタンを使用してページを移動することができます。
接続ログをCSVにエクスポート
[CSVとしてエクスポート]リンクをクリックすると、接続ログをダウンロードできます。ダウンロードされるファイルはCSVフォーマットになっており、ログに関連するすべての情報が格納されています。
SmartConnectトランザクション
このページでは、SmartConnectの接続記録の参照とフィルタリングが行えます。
に似ており、さまざまな情報が表示されています。以下の列が表示されます。
- トランザクションID
- トランザクションを識別するための文字列です。
- 注文日時
- トランザクションの日時です。
- 支払い
- 支払いが正常の行われたかを示す支払状況です(フリーチケットは支払い済みとして表示されます)。
- ユーザー
- SMSベースのSmartConnectトランザクションで作成されたユーザーアカウント(電話番号)です。
- 電話番号
- アカウント作成中に入力された電話番号です。
- SMS
- SMSアカウント情報(SMSゲートウェイ)の送信状況です。
- SMS時間
- SMSが処理された日時です。
- 名前
- アカウント作成中に入力された名前です。
- 情報
- アカウント作成中に入力された住所、郵便番号、国籍情報です。
この一覧は[ソート]リストボックスで選択された項目でソートすることができます。[逆順]をチェックすると逆順にソートされます。また、[検索]テキストボックスに入力して[Enter]キーを押すことで、トランザクションIDフィールドを検索することもできます(テキストボックスを空にして検索するとすべて表示されます)。 で指定された数よりも多い行数になる場合はページングが行われ、一覧の上にある[先頭]、[前へ]、[次へ]、[末尾]のそれぞれのボタンを使用してページを移動することができます。
設定
このページでは、ホットスポットに関する設定を変更することができます。[システム]と[言語] の2つのページが含まれています。
システム
このページには3つのサブセクションが含まれています。最初のサブセクションは[全般設定]です。このサブセクションでは、管理インターフェイスで設定する接続設定のデフォルト値を設定します。
- ログイン成功後のホームページ
- ユーザーがログインに成功した直後に表示されるページを指定します。
- ポータルバックグラウンドホームページ
- ホットスポットログインポータルのバックグラウンド画像として使用したい
Web URLを指定します。
- ログインフォームの表示
ホットスポットのログインフォームをどのように表示するかを指定します。
- 即時 : バックグラウンドホームページに重ねる形でログインフォームを即時に表示します。
- 手動 : ユーザーがいつでも登録ページにアクセスできるようにナビゲーションバーを表示した形でバックグラウンドホームページを表示します。このホームページのドメインはユーザー登録なしでアクセスできることになります。しかし、他のすべてのサイトにアクセスするには登録が必要です(特定のサイトを宣伝したり、店舗やブランドに関する情報を提供する際に便利です)。
- x秒後 : 指定した時間が経過したときにバックグラウンドページに重ねる形でログインフォームを表示します(登録までの時間はナビゲーションバーに表示されます)。
- AnyIPを利用可能にする
- AnyIP機能の有効化/無効化が行えます。
AnyIP機能は、DHCPを使用していないクライアントが固定IPのままホットスポットに接続できるようにする機能で、
固定IPアドレスはホットスポット (BLUE) ゾーンのサブネット外でも利用可能です。
- 許可サイト/アクセス
- ここで指定されたサイトまたはIPアドレスは認証なしでアクセスできるようになります
。1行ずつ1つのサイトを記述します。記述する各サイトは通常のドメイン名
( www.endian.com )、または protocol:IP[/mask]:port のフォーマット( tcp:192.168.20.0/24:443 )で記述してください。
- 通貨
- 通貨記号を指定します。
- 主な国
- アカウント作成時にユーザーが選択する国の選択肢のうち、
よく使用される国を定義します。
- 以下の時間アイドル状態になったらログアウトする
- アイドル状態になってから何分経過したらユーザーをログアウト状態にするかを指定します(デフォルトは15分です)。
- デフォルトのアカウント有効期限 (日数)
- アカウントのデフォルトの有効期間(日数)を指定します(デフォルトは365日です)。
- ページごとのアイテム数
- ホットスポット管理インターフェイスでの一覧表示時に1ページに表示される項目の数です。
- 帯域制限 (無指定=無制限)
- 各ユーザーごとのアップロード/ダウンロードの帯域幅制限値のデフォルト値を kb/s 単位で指定します。 このフィールドを空にすると無制限になります。
- 無効化されたアカウントを毎日削除する
- 無効化されたユーザーアカウントを毎日自動的に削除する機能を有効化/無効化できます
。
2番目のサブセクションは生成されるパスワードの文字セットです。ここでは生成されるランダムパスワードの長さ、大文字、小文字、数字、記号を使用するかを指定します。
3番目のサブセクションは Endian ホットスポットAPI です。自社で使用している既存システムと Endian Firewall のホットスポット機能とを統合したい場合に、各パラメータを設定します。
- モード
- 「Generic API/JSONインターフェイス」か「ASA jHotelインターフェイス」のどちらを使用するかを選択します。 ASA jHotelインターフェイスはASA jHotelホテル管理ソフトウェアを使用している場合にのみ使用されます。他のソフトウェアシステムを利用している場合はGeneric API/JSONインターフェイスを使用してください。
これ以降のオプションは選択したインターフェイスによって異なります。
- APIが利用可能
- このオプションは「Generic API/JSONインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 APIを使用可能にするにはこのチェックボックスをオンにします。
- 接続URL
- このオプションは「Generic API/JSONインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 ホットスポットが課金情報を送信する宛先のURLを指定します。 ホットスポットで課金情報を扱わない場合はこのフィールドを空のままにしてください。
- 接続URLでHTTP認証が必要
- このオプションは「Generic API/JSONインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 上の項目で指定したURLでHTTP認証が必要な場合にチェックします。 ユーザー名とパスワードを入力するためのテキストフィールドが表示されます。
- ASA jHotel Interfaceが利用可能
- このオプションは「ASA jHotelインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 ASA jHotelインターフェイスを使用可能にするにはこのチェックボックスをオンにします。
- ASA jHotel URL
- このオプションは「ASA jHotelインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 ASA jHotelインターフェイスのURLを入力します。
- ゲスト登録を可能にする (SelfService)
- このオプションは「ASA jHotelインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 このチェックボックスをオンにすると、ホテル来訪者が自分でゲスト登録できるようになります。
- ゲスト登録のデフォルトレート
- このオプションは「ASA jHotelインターフェイス」を選択した場合にのみ表示されます。 新しいアカウントに適用されるデフォルトのチケットレートを選択します。
最後に[保存]ボタンをクリックして設定を保存します。
SmartConnect
このページでは、ホットスポットのSmartConnect(セルフサービス)に関する設定を変更することができます。SmartConnectシステムは、支払い付きのセルフサービスでのチケット生成、または支払いなしのフリーチケットをサポートしています。
- SmartConnectを利用可能にする
- ホットスポットでSmartConnect機能を利用可能にするにはこのチェックボックスをチェックします。
- SMSでのユーザー登録を有効にする
- SMSによる登録情報通知サービスを利用可能にするにはこのチェックボックスをチェックします。この機能を有効にする前に、
メニューの
で追加のSMSバンドルアクティベーションコードをアクティベートする必要があります。
Note
現在のところ、SmartConnectを使ってユーザー自身がセルフサービスでホットスポットユーザーを作成できるようにするには、
登録情報の通知方法として
SMSを使用する必要があります。別の方法として、ホットスポット管理インターフェイスでユーザーを事前に作成されたユーザーのみが
Webにアクセスできるようにするという方法もあります。
- 使用できる国コード
- SMS通知のためにホットスポットユーザーによって使用される国コードとして使用できるものを選択します
。
- アカウントごとのフリーチケットの制限
- 使用されるフリーチケットの制限方法を選択します。 デフォルトは「制限なし」ですが、「時間制限」を選択し、指定した時間で制限を設けることもできます
。
- 支払いチケットを利用可能にする
- このチェックボックスをチェックすると、ユーザーはホットスポットチケットをPaypalやクレジットカードで購入できるようになります。
このオプションを有効にした場合、以下のいくつかのオプションが指定できます。
- Paypal Sandboxを有効にする
- チェックするとテスト/デモ専用のPaypal sandboxが有効になります。sandboxを活用することで、
実際のお金のやり取りが発生するトランザクションを使わずにPaypal APIとのインテグレーション
をテストすることができます。
- Paypal API ユーザー名
- 固有のPaypal API ユーザー名を指定します。
- Paypal API パスワード
- 固有のPaypal API パスワードを指定します。
- Paypal API シグネチャ
- 固有のPaypal API シグネチャを指定します。
Note
Endian Hotspot SmartConnect機能を使って支払いを受け取るようにするには、
Paypalアカウントをサインアップし、作成しておく必要があります。
言語
このページでは言語関連の設定を行います。最初の[サポートされる言語]セクションでは、ホットスポットで使用する言語を選択します。言語は複数選択可能で、[保存]ボタンをクリックすると設定が保存されます。
2番目の[テンプレート]セクションでは「ウェルカムページ」、「アカウントの印刷」、「使用条件」、「ヘルプ」の4つのテンプレートを編集します。[編集する言語]リストボックスで言語を選択し、[テンプレート]リストボックスでテンプレートタイプを選択します。「ウェルカムページ」テンプレートは、ユーザーがログインする前に表示される画面です。また、「アカウントの印刷」テンプレートは、ユーザー登録後に印刷し、ユーザーに渡されるシートです。「使用条件」ページは、ユーザーがログインする前に承諾するかどうかを確認する際に表示されます。テンプレートの内容はWYSIWYG(what you see is what you get)エディタを使って簡単に編集できます。「ウェルカムページ」テンプレートにはプレースホルダが含まれており、この部分にはユーザー登録時に実際のデータが挿入されます。テンプレートはエディタの下にある[保存]ボタンをクリックして保存します。
3番目の[文字列]セクションでは、ホットスポットのWebインターフェイスで使用される翻訳済み文字列を設定します。既存の翻訳を変更することもできますし、新たな言語の翻訳を追加することもできます。[編集する言語]リストボックスで言語を選択し、各テキストフィールドに翻訳済み文字列を記入します。[保存]ボタンをクリックして翻訳済み文字列を保存します。
「アカウントの印刷」テンプレートで使用されるプレースホルダは以下の通りです。
- $title
- アカウント所有者の肩書
- $firstname
- アカウント所有者のファーストネーム
- $lastname
- アカウント所有者のラストネーム
- $username
- アカウントのユーザー名
- $password
- アカウントのパスワード