vpnux mini Administration Consoleの各項目の詳細について説明します。
現在の接続状態が表示されます。
- TITLE
- OpenVPNのバージョンとビルド日を表示します。
- TIME
- vpnux miniの現在の時刻を表示します。
- 共通名
- ユーザーの共通名です。ユーザーごとに個別に割り振られます。
- 実アドレス
- vpnux miniに接続している接続元のアドレスです。IPアドレス:ポートとして表示されます。
- 仮想アドレス
- VPN上のアドレスです。事前に設定されたアドレス範囲から順番に、または指定アドレスが割り当てられます。
- 受信済みバイト数
- 接続開始以降、クライアントからVPN側に送信されたデータ数(バイト)です。
- 送信済バイト数
- 接続開始以降、VPN側からクライアントに送信されたデータ数(バイト)です。
- 接続開始
- 接続開始日時です。
- 実行
- 「×」アイコンをクリックすると、現在の接続が切断されます。通信を再開するには、クライアントから再接続する必要があります。
登録済のユーザーが表示されます。
- 新規ユーザーの作成
- ユーザーを新たに登録します。
- CSVファイルのインポート
- ユーザー情報をCSVファイルから読み込みます。データ形式は、「ユーザーID, パスワード, 氏名, メールアドレス, メモ」の順のカンマ区切りです。エンコードはUTF-8、日本語はダブルクォートで括ってください。
- 状態
- ユーザーの状態です。「管理者」は他のユーザーの情報やサーバー設定を変更できます。「有効」は通常のユーザーで、自分自身の情報のみを編集できます。「利用不可」となっているユーザーは接続できません(「有効」にすれば接続できるようになります)。
- ユーザーID
- ユーザーのIDです。
- ユーザー名
- ユーザーの氏名です。
- 作成日
- ユーザーがvpnux miniに登録された日です。
ユーザーを新規に追加します。
- ユーザーID
- ユーザーのIDです。VPNに接続するときに必要なIDとして使用します。同一のvpnux mini上で他のユーザーと重複することはできません。
- パスワード
- VPNに接続するときに必要なパスワードです。
- 名前
- ユーザーの氏名です。
- メールアドレス
- ユーザーのメールアドレスです。
- メモ
- ユーザーに関する情報を自由に記録できるメモ欄です。
ユーザーの情報が表示されます。
ユーザー一覧でユーザーIDをクリックします。個別ユーザー情報が表示されます。
- ユーザーの編集
- このユーザーの情報を編集します。
- ユーザーの有効化/ユーザーの無効化
- このユーザーを有効/無効にします。有効なユーザーのみがVPNに接続できます。一時的に接続できないようにしたい場合などに無効化してください。
- 管理者に昇格/管理者から降格
- 管理者は、他のユーザーの情報やサーバー設定を変更できるユーザーです。このユーザーを管理者にしたい場合は「管理者に昇格」を、現在管理者のユーザーを一般ユーザーにしたい場合は「管理者から降格」をクリックしてください。
- 設定ファイルのダウンロード
- クライアント側で使用する設定ファイル(OpenVPN設定ファイル、証明書ファイル)をZIP形式でダウンロードできます。展開し、OpenVPNインストールフォルダ内のconfigフォルダに格納してください。
- ID
- 自動的に割り振られるIDです。内部的に使用されます。
- ユーザーID
- ユーザーのIDです。VPNに接続するときに必要なIDとして使用します。同一のvpnux mini上で他のユーザーと重複することはできません。
- パスワード
- VPNに接続するときに必要なパスワードです。
- 名前
- ユーザーの氏名です。
- メールアドレス
- ユーザーのメールアドレスです。
- 作成日
- ユーザーがvpnux miniに登録された日です。
- 最終更新日
- ユーザー情報が最後に編集された日です。
- メモ
- ユーザーに関する情報を自由に記録できるメモ欄です。
- 固定IPアドレス
- このユーザーがVPNに接続してきたときに割り当てるIPアドレスです。
- ネットマスク
- <固定IPアドレスを割り当てるときのみ必要> このユーザーにIPアドレスを割り当てる際に同時に設定するネットマスクです。
ネットワークの設定画面です。
物理ネットワークインターフェイス
公開用IPアドレス (ユーザーに配布する設定ファイルを作成するための設定項目です)
- IPアドレスかホスト名
- クライアント用設定ファイルに書き出されます。クライアントから見たときのvpnux miniのアドレスを指定してください(LANの外から接続する場合はグローバルIPアドレスになります)。vpnux miniのアドレスがDNSに登録されている場合、またはダイナミックDNSを使用する際には、ここにホスト名を指定することができます。
DDNS設定
固定グローバルIPアドレスを持っていない場合は、ダイナミックDNSサービスを利用することができます。
- DynDNSの有効化
- ダイナミックDNS(DynDNS.com)を使用する際に有効にします。有効にすると、vpnux miniはDynDNSに登録された自分のアドレスを定期的に更新します。
- DynDNS ID
- DynDNS.comで登録したIDを指定します。
- DynDNSパスワード
- DynDNS.comで登録したパスワードを指定します。
ネットワークインターフェイス
- IPアドレス
- vpnux miniのIPアドレスを指定します。
- ネットマスク
- ネットマスクを指定します。IPアドレスを指定すると自動的にデフォルト値が設定されます。
- ネットワークアドレス
- ネットワークアドレスを指定します。IPアドレスを指定すると自動的にデフォルト値が設定されます。
- ブロードキャストアドレス
- ブロードキャストアドレスを指定します。IPアドレスを指定すると自動的にデフォルト値が設定されます。
- ゲートウェイ
- ゲートウェイのアドレスを指定します。
- DNSドメイン名
- DNSサフィックスを指定します。
- DNSサーバーアドレス
- DNSサーバーのアドレスを指定します。複数指定する場合は、カンマで区切ります。(例:192.168.0.1,192.168.0.3)
OpenVPN設定
- プロトコル
- OpenVPNで使用するプロトコルを選択します。UDPかTCPを選択します。UDPが使用できる場合は、UDPを選択してください。
- ポート
- OpenVPNで使用するポートを選択します。デフォルトは1194です。特に必要がなければデフォルトのまま使用してください。
- VPNネットワーク
- VPNのネットワークとネットマスクを指定します。VPNに接続してくる各クライアントにはこのネットワーク内のアドレスが自動的に割り当てられます。ブリッジが有効な場合はこの項目は指定できません。
- クライアント間接続を可能にする
- VPN上のクライアント同士が接続できるようにするかどうかを指定します。チェックをオフにした場合、クライアント同士は直接接続できません。
- 最大クライアント数
- 同時に接続できる最大クライアント数を指定します。制限しない場合は「0」を指定してください。
ブリッジインターフェイス
- ブリッジの有効化
- ネットワークブリッジを有効にする場合にチェックをオンにします。ネットワークブリッジを有効にすると、VPN上の各クライアントは、vpnux miniを経由してvpnux mini側のLAN上のネットワーク機器やPCにアクセスできるようにます。
- DHCPアドレス範囲
- ブリッジが有効な場合にVPNの各クライアントに割り振るアドレスの範囲を指定します。
バックアップ機能、ネットーワークの設定に便利なツールが準備されています。
- バックアップ
- vpnux miniの設定データをバックアップする際に使用します。
- 初期化
- 初期設定に戻ります。
- ネットワークツール
- vpnux miniからPINGやNSLOOKUPが実行できます。テストなどの際にご利用ください。
サポート情報の確認ができます。
- お客様名
- 登録されているお客様の名前です。
- 販売日
- 販売日です。
- 連絡先
- 問い合わせ先です。
- 連絡先メールアドレス
- 問い合わせ先のメールアドレスです。
- vpnux AC バージョン
- ファームウェアのバージョンです。
- シリアルNo.
- シリアルナンバーです。
- プロダクトキー
- プロダクトキーです。